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歌劇 「ウェルテル」    

Werther

          《マスネ:1842年〜1912年》

Jules-Emile-Frédéric Massenet





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初演 1892年 2月16日、宮廷劇場(ウィーン)
設定 1780年代、ドイツのフランクフルト近郊
登場人物 ウェルテル…若い詩人(T)
大法官…(BrまたはB)
シャルロット…大法官の娘(MS)
アルベール…シャルロットの許嫁(Br)
ソフィー…シャルロットの妹(S)
あらすじ
第1幕 「大法官の家」 テラス
ドイツのフランクフルト近郊にある大法官の家のテラスで、大法官は六人の幼い子どもたちにクリスマスの歌を教えている。友人たちが彼を酒場に誘いに来て、今夜の舞踏会のことを話し先に出かけて行く。
大法官の甥で詩人のウェルテルが庭を訪れ、この地の自然を誉め讃える。大法官の娘シャルロットは幼い弟妹の世話を始める。シャルロットは、母親の死後、かいがいしく弟妹たちの面倒を見ているのだ。ウェルテルはその優しい様子に見とれる。大法官ウェルテルに娘のシャルロットを紹介し、二人は妹のソフィーに後を任せて舞踏会に出かけて行く。
留守宅にシャルロットの婚約者のアルベールが半年ぶりに訪ねてくる。ソフィーは姉のシャルロットが変わらず彼を愛していることを伝える。夜、シャルロットを送ってきたウェルテルは、彼女に熱烈な想いを打ち明ける。しかし、家の中から、アルベールが戻ったと話す大法官の声が聞こえてくる。シャルロットウェルテルに、アルベールは母の決めた許嫁であること打ち明ける。ウェルテルシャルロットの告白に絶望する。

第2幕 「菩提樹」 教会の前の広場
日曜日の午後、人々が牧師の金婚式の祝いに集まってくる。アルベールシャルロットは3か月前に約束通り結婚していた。ウェルテルは幸せそうな二人を見て深い悲しみに沈む。アルベールウェルテルに詫びつつ、妹のソフィーが彼を慕っていることを伝える。ウェルテルシャルロットに、いかにしても思いを断ち切ることができないと訴えるが、シャルロットウェルテルの無謀をいさめ、しばらく旅に出るよう勧めて、クリスマスになったら訪ねて下さいと言い残して去って行く。
ウェルテルは永遠に姿を消そうと決心し、ソフィーにその旨を伝えて去る。シャルロットは泣いている妹から事の次第を聞き激しく動揺する。

第3幕 「シャルロットとウェルテル」 アルベール家の居間
クリスマス・イヴ。ウェルテルから情熱的な手紙が届き、それを読むシャルロットは次第に思いを募らせる。ソフィーは晩餐に姉を誘いに来て、彼女の憂愁の原因がウェルテルであることを感づく。シャルロットは妹を先に送り出し、神に祈る。だが、そこにやつれ果てたウェルテルが約束のクリスマスの日を迎えて耐えきれずついにやって来てしまったと訴え、愛の詩を朗読する。
シャルロットは、ウェルテルが愛の詩を朗読するのを聞くうち思わず彼の腕に抱かれてしまうが、すぐに身を引き離す。ウェルテルシャルロットに別れを告げて駆け去る。シャルロットの元に、ウェルテルからピストルを貸して欲しいという旨の手紙が届く。シャルロットの夫となったアルベールウェルテルの依頼に応える。シャルロットは不吉な予感につき動かされてウェルテルの元へと急ぐ。

第4幕 「ウェルテルの死」 ウェルテルの部屋
血まみれで倒れているウェルテルを見つけたシャルロットは、初めて会ったときから彼を愛していたと告白し、激しく接吻する。ウェルテルは自分を人里離れた谷間に葬り、秘かに訪れて祝福してくれとシャルロットに請いながら息絶える。泣き伏すシャルロットに子どもたちの歌うクリスマスの歌がのどがに響いてくる。
DVD
B004VN7W3U

指揮 : ミシェル・プラッソン
パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団、オー・ド・セーヌ児童合唱団
ウェルテル : ヨナス・カウフマン
シャルロット : ゾフィー・コッホ
アルベール : リュドヴィク・テジエ
ソフィー : アンヌ=カトリーヌ・ジレ
演出 : ブノワ・ジャコ
【2010年1月 パリ、バスティーユ歌劇場(ライヴ)】

『ローエングリン』の大成功も冷めやらぬというのに、今度はマスネのロマンティックな傑作オペラ『ウェルテル』でも驚異的な名演を聴かせてくれる、我らがヨナス・カウフマン!知的かつ精妙にコントロールされた多彩な歌声のパレットは、まさにこのオペラのはまり役と言えるでしょう。共演のコッシュや、指揮の巨匠プラッソンなど、名キャストでお贈りする『ウェルテル』の決定盤!
≪片面2層/162分/MEPG2/COLOR/NTSC日本市場向/1. リニアPCMステレオ、2. DTS5.0サラウンド/16:9/字幕1. 日本語、2. フランス語/メニュー画面付き≫



 

DVD
B004C4JH7W

指揮:フィリップ・ジョルダン
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
演出:アンドレイ・セルバン
ウェルテル…マルセロ・アルバレス
シャルロット…エリーナ・ガランチャ
アルベール…アドリアン・エレード
ソフィー…イレアーナ・トンカ
法務官…アルフレード・シュラメク
シュミット…ペーター・イェロジツ
ヨハン…マルクス・ペルツ    他
【収録:2005年2月25、28日 ウィーン国立歌劇場におけるライヴ収録】


「ゲーテというよりも、テネシー・ウイリアムズのような…」セルバンの名演出にフランスの批評家が与えた一言です。善意の人々の集まりでも、自我ゆえに、互いを徐々に傷つけ合わざるをえなくなるという哀しさが、オペラ《ヴェルテル》に新境地をもたらしています。アルバレスとガランチャの瑞々しい美声が、マスネの音楽にさらなる深みを与えた美しい舞台映像です。
≪144分(本編132分+特典映像12分)収録 / 片面2層,チャプター有,メニュー画面 本編字幕:日本語・フランス語 カラー/16:9(特典 カラー/4:3) / 音声 (1)リニアPCM48kHz/16bitステレオ (2)Dolby Digital 5.0chサラウンド (3)DTS 5.0chサラウンド ※特典映像のみドルビーデジタル2.0ch / リージョンコード:ALL  / 〔特典映像〕プレミエ前のオペラ舞踏会と出演者インタビュー≫






DVD
B001JF2DCS

ダニエル・カールベルク指揮
バーデン・シュターツカペレ
ウェルテル…キース・イカイア=パーディ(T)
アルベール…アルミン・コラルチク(Br)
大法官…テロ・ハヌラ(Br)
シュミット…アンドレアス・ハイデカー(B)
シャルロット…シルヴィア・ハブロヴェツ(MS)  他
【2007年、カールスルーエ バーデン州立劇場】


ゲーテの名作「若きウェルテルの悩み」を原作とし、フランスの作曲家マスネ(1842-1912)が美しい曲をつけたオペラです。幼い弟と妹たちの世話をする落ち着いた女性シャルロットに一目惚れしてしまった多感な若き詩人ウェルテル。一途な思いをぶつける若者に心惹かれながらも親の決めた婚約者を選んだ女性の取るべき態度は?オペラは原作より一層悲しい結末を迎えるのです。イカイア=パーディの真摯な歌唱は若者の心の揺れを見事に表現しています。

《英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語 / 16:9 / ステレオ2.0/ドルビー・デジタル5.1サラウンド / 片面2層ディスク/REGION All(Code:0) / 140分》



 

CD
B0007WZVS2

指揮:イヴ・アベル
ボローニャ歌劇場管弦楽団
ボローニャ歌劇場児童合唱団(合唱指揮:シルヴィア・ロッシ)
ウェルテル・・・・・・・・・アンドレア・ボチェッリ(テノール)
アルベール・・・・・・・・・ナターレ・デ・カロリス(バス・バリトン)
法務官・・・・・・・・・・・ジョルジョ・ジュゼッピーニ(バス)
シャルロット・・・・・・・・ユリア・ゲルセワ(メッゾ・ソプラノ)
ソフィ・・・・・・・・・・・マガーリ・レジェ(ソプラノ)
シュミット・・・・・・・・・ピエール・ルフェーヴル(テノール)
ヨハン・・・・・・・・・・・アルマンド・アリオスティーニ(バリトン)
ケートヒェン(若い娘)・・・ディアーナ・ベルティーニ(ソプラノ)
ブリュールマン(若い男)・・ヴィットリオ・プラート(バリトン)
【録音:2004年1月30日‐2月5日ボローニャ、テアトロ・マンツォーニ〈デジタル録音〉】


リリカルでドラマティックな歌声が持ち味のアンドレア・ボチェッリ。《ラ・ボエーム》《トスカ》《トロヴァトーレ》に続くオペラ全曲盤リリースは、叙情味溢れる美しい旋律がちりばめられたマスネの代表作《ウェルテル》です。アメリカでのステージ・デビューもこの作品で飾るなど、これまで幾度も本作からのアリアを披露、敬愛してやまない作品のひとつと語っています。テノール歌手にとってもっともドラマティックな役柄のひとつである「ウェルテル」は、まさにボチェッリのはまり役といえるでしょう。サンクトペテルブルク生まれのメッゾ・ソプラノ、ユリア・ゲルセワは2002/03年のシーズンではこの《ウェルテル》のソフィ役でボローニャ・デビューを果たし、以後ハンブルクやローマ、ウィーン国立歌劇場等で活躍する注目の若手です。



 






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