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歌劇 「ポッペーアの戴冠」    

L'Incoronazione di Poppea

          《モンテヴェルディ:1567年〜1643年》

Claudio Monteverdi





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初演 1642年12月26日、サン・ジョヴァンニ・エ・パオロ劇場(ヴェネツィア)
設定 紀元前64年、ローマ
登場人物 ポッペーア…武将オットーネの妻で、ネローネの愛人(S)
ネローネ…ローマ皇帝(SまたはT)
オッターヴィア…ローマ皇后、ネローネの正妻(SまたはMS)
オットーネ…ポッペーアの夫、ローマの武将(AまたはBrまたはCT)
セネカ…哲学者、ネローネの師(B)
ドルジッラ…オッターヴィアの侍女(S)
あらすじ
プロローグ
富や名誉をつかさる幸運の神と、美徳を説く神、そして愛の神が現れ、人間にとって最も大切なものは自分の支配する領分であると主張し合う。
しかし、どうやら分は愛の神にありそうだ。

第1幕
第1場 ポッペーアの屋敷の外

ポッペーアの夫オットーネが戦場から戻り、留守宅で妻と皇帝ネローネが不義密通しているところに出くわす。衛兵たちは皇帝ネローネの妻のオッターヴィアの心中を案じている。ポッペーアとの別れ際に皇帝ネローネは、妻のオッターヴィアを陥れて追放し、新たにポッペーアを皇后にすると約束する。

第2場 ポッペーアの屋敷
ポッペーアの乳母は、皇后オッターヴィアが復讐を企てているから注意するようにと進言するが、ポッペーアは取り合わない。

第3場 皇帝の宮殿
皇后オッターヴィアの乳母は彼女に夫の皇帝ネローネに復讐するため浮気をしてはどうかと勧めるが、オッターヴィアはどんな目にあおうとも、自分だけは貞節を守り通したいと答える。
乳母はオッターヴィアの意を汲んで、皇帝ネローネの師である哲学者セネカに、皇帝へ忠言するよう願い出る。皮肉にも運命の神は忠言などすれば間もなく死が訪れるだろうとセネカに予言するが、セネカはひるまず国のため皇帝に対して正道を説くことを心に誓う。
そこに皇帝ネローネが現れて、子供のできない正妻を離縁してポッペーアと結婚すると告げる。人心を考慮すべきだと説くセネカは、皇帝ネローネの怒りを買う。

第4場 ポッペーアの寝室
哲学者セネカの存在を疎んじるポッペーアは、皇帝ネローネセネカが増長しているとあらぬ入れ知恵をする。皇帯の怒りに触れたセネカは結局自殺を命じられる。

第5場 ポッペーアの屋敷の外
ローマの武将オットーネは妻ポッペーアと皇帝ネローネに閉め出されて家の回りを歩き回る。皇后オッターヴィアの侍女ドルジッラが彼を誘惑しようとしてまとわりつく。

第2幕
第1場 セネカの家

自分の手で育てた皇帝ネローネから自殺を命じられた哲学者セネカは、家族に別れを告げて浴槽の中で自害する。

第2場 王宮の庭
小姓と女官が愛をささやきあっている。

第3場 王宮内
皇帝ネローネを訪れた宮廷人は、ポッペーアの美しさをほめ讃える。

第4場 王宮の庭
ローマの武将オットーネは、不貞の妻を殺そうと考えながらも未練がましく悩んでいる。しかし、王宮に忍び込んだところを皇后オッターヴィアに見とがめられ、捕らえられたくなかったら妻のポッペーアを殺せと命じられる。オットーネは、オッターヴィアの侍女ドルジッラから服を借り、女装して妻のもとに忍び寄る。

第5場 王宮の庭
愛の神が眠っていたポッペーアを目覚めさせたため、オットーネは妻の殺害を果たせずに逃げ去る。

第3幕
第1場 路上

着ていた衣装からドルジッラが犯人と疑われる。ローマの武将オットーネを愛する彼女は罪をかぶろうとするが、そこに現れたオットーネが真実を告白し、二人は皇后オッターヴィアともども追放されることになる。

第2場 王宮
皇后オッターヴィアは嘆き悲しんでローマを去り、邪魔者をすべて放逐した皇帝ネローネは、ついにポッペーアを王妃にすることになる。華々しい戴冠式が催され、ネローネポッペーアの喜びの二重唱が響きわたる。
DVD
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指揮:クリストフ・ルセ
レ・タラン・リリク
ポッペア:シンシア・ヘイモン
ネローネ:ブリジット・バレイス
オッターヴィア:ニン・リャン
オットーネ:マイケル・チャンス
セネカ:ハリー・ヴァン・デア・カンプ
ドルシッラ:ハイディ・グラント・マーフィー
アルナルタ:ジャン=ポール・フシェクール
乳母、他ドミニク・ヴィス
小姓:クラロン・マクファデン
運命の神:エレーナ・ヴィンク
愛の神、女官:サンドリーヌ・ピオー
美徳の神、パラス:ヴィルケ・テ・ブルメルストロート
マーキュリー、他:ネイサン・バーグ
第一の兵士、ルカーノ、他:マーク・タッカー
第二の兵士、解放奴隷、他:リントン・アトキンソン
警士、他:ロメイン・ビショフ

演出:ピエール・オーディ
装置:マイケル・サイモン
衣裳:ワダ・エミ
照明:ジャン・カルマン
【1994年7月 ネーデルラント・オペラ ― アムステルダム音楽劇場におけるライヴ収録】

オペラ史上最大の傑作とも言われる《ポッペアの戴冠》。この映像の上演は、注目を集め続けるルセ&オーディの初期の成果として極めて評判が高いもの。オーディの簡素な美に彩られた舞台が、ローマの官能の世界を神々しいまでに高めています。優れた歌唱を聴かせる主役たちに加え、ピオー、ヴィス、フシェクールなども参加。ルセ自らによる作品解説も必読です。

≪リージョナルコード:ALL NTSC / 字幕:日本語・イタリア語(特典:日本語のみ) / ヴィデオ仕様:16:9 カラー / 音声仕様:(1)リニアPCM48kHz/16bitステレオ(2)ドルビーデジタル5.1chサラウンド(3)DTS5.1サラウンド / ディスク仕様:片面2層≫





DVD
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指揮:ニコラウス・アーノンクール
チューリヒ歌劇場モンテヴェルディ・アンサンブル
演出・舞台:ジャン=ピエール・ポネル
映像監督:ヴォルフガング・トロイ
運命の女神・・・・・・レナーテ・レンハルト
美徳の女神・・・・・・ヘルルン・ガードウ
愛の神・・・・・・クラウス・ブレットシュナイダー
ポッペア・・・・・・ラシェル・ヤカール
オッターヴィア・・・・・・トゥルデリーゼ・シュミット
ネロ・・・・・・エリック・タピー
オットーネ・・・・・・ポール・エスウッド
セネカ・・・・・・マッティ・サルミネン
ドルシッラ・・・・・・ジャネット・ペリー  他
【音声収録:1978年6月 チューリヒ/映像制作:1979年1月 ウィーン】


オペラ上演史に燦然と輝くプロダクション、8月新譜の歌劇《オルフェオ》に続くポネル=アーノンクールのモンテヴェルディ・シリーズ第2弾! 耽美的な映像で再現したモンテヴェルディ最後の傑作オペラ。
《162分/NTSC/COLOR/4:3/LPCM2ch/DTS5.1ch/日本語字幕・イタリア語字幕on/off》



 






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