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歌劇 「皇帝ティートの慈悲」    

La Clemenza di Tito

          《モーツァルト:1756年〜1791年》

Wolfgang Amadeus Mozart





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初演 1791年 9月 6日、国民劇場(プラハ)
設定 79年〜81年、ローマ
登場人物 ティート…ローマ皇帝(T)
ヴィテッリア…先帝ヴィテッリウスの娘(MS)
セスト…ティートの親友、ヴィテッリアの恋人(MS)
セルヴィリア…セストの妹(S)
アンニオ…セストの友人、セルヴィリアの恋人(A)
プブリオ…プレトリアの親衛隊長(Bs)
あらすじ
You Tube (序曲)
第1幕
第1場 ヴィテッリアの部屋

先帝の娘であるヴィテッリアは皇妃の座を狙っている。このため皇帝ティートがユダヤのヘロデ王の娘と結婚しようとしていることに怒り狂い、恋人セストティートを暗殺するようにそそのかす。セストティートへの忠誠に悩みながらも、愛ゆえにそれを引き受ける。
しかし、そこにヘロデ王の娘との結婚は中止されたという報せが入る。皇妃への希望を持ったヴィテッリアは暗殺計画を延期する。セストはそんなヴィテッリアの愛に疑いをもち、この苦しみにさらに耐えなければならないのかと嘆く。

第2場 フォロ・ロマーノ
民衆の歓呼の中に皇帝ティートが現れる。ティートは親友セストに彼の妹のセルヴィリアを皇妃にすると告げる。しかし、セルヴィリアは兄セストの友人アンニオと愛し合っていた。この話をきいたアンニオは悩んだが、結局、皇帝ティートへの忠誠からセルヴィリアへの愛を諦めようとする。
一方、セルヴィリアは皇妃になることを喜ぶどころか、逆にアンニオへの変わらぬ愛を告白する。

第3場 パラティヌスの丘の上の宮殿の庭
セルヴィリアは皇帝ティートアンニオへの愛を告白する。慈悲深いティートセルヴィリアアンニオの愛情を断つことを思いとどまり、新たに先帝の娘ヴィテッリアを請皇妃に選ぶ。しかし、そうとは知らぬセルヴィリアは皇妃になる機会を失ったと思い込んで、再びセストをそそのかしてカンピドーリオの宮殿に火を放ちティートを暗殺するようにつように命じる。セストは愛のため実行を誓う。ヴィテッリアが皇妃に選ばれたと報せが入ったのはセストが命令を実行するために出た後であった。

第4場 カンピドーリオの前の広場
セストは宮殿は火を放つ。罪を梅やむセストヴィテッリアは絶対に自白してはならないと言い張る。人々は皇帝暗殺事件に恐れをなす。

第2幕
第1場 宮殿の庭園

しかし、皇帝ティートは無事であった。セストは友人アンニオに罪を告白する。ヴィテッリアが現れてセストに早く逃げるようにうながすが、すでに共犯者を捕らえた親衛隊長プブリオセストを逮捕しにやって来る。

第2場 大広間
皇帝ティートは信頼していたセストが犯人とは信じられなかったが、親衛隊長プブリオは強く死刑執行書にサインを求める。ティートは直接セストに真理を問う。セストヴィテッリアへの愛と皇帝への忠誠の間で苦しむ。しかし、死を決意したセストは罪を告白するが真相の全ては明かさずに闘技場に引かれて行く。ティートは一時的に怒りに駆られるが、やがて自制をとり戻して帝位にあるがゆえの苦しみ嘆く。
一方、アンニオセルヴィリアは、皇妃となるヴィテッリアセスト助命のとりなしを願う。セストが自白しなかったことでようやく彼の愛に気がついたヴィテッリアは、皇帝との結婚をあきらめ闘技場に急ぐ。

第3場 円型闘技場
円型闘技場に駆けつけたヴィテッリアは皇帝ティートと人々の前で罪を告白する。セストを許そうと考えていたティートは新たな罪人の出現に当惑するが、ヴィテッリアにも変わらぬ慈悲心を示して二人を許す。皆はティートを賛美する。
スコア
048627540X

Dover社のオーケストラ版フルスコア



 

スコア
048640174X

Dover社のオーケストラ版スコア
【歌劇序曲集】
《「クレタの王イドメネオ」K366、「後宮からの逃走」K384、「フィガロの結婚」K492、「ドン・ジョヴァンニ」K527、「コシ・ファン・トゥッテ」K588、「魔笛」K620、「皇帝ティートの慈悲」K621》



 

DVD
B004C4JHC2

指揮 : ニコラウス・アーノンクール
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/ウィーン国立歌劇場合唱団

ティート・ヴェスパジアーノ : ミヒャエル・シャーデ
セスト : ヴェッセリーナ・カサロヴァ
ヴィテッリア : ドロテア・レッシュマン
アンニオ : エリナ・ガランチャ
セルヴィリア : バーバラ・ボニー
プブリオ : ルカ・ピサローニ

演出 : マルティン・クシェイ
合唱指揮 : ルペルト・フーバー
装置 : イェンス・キリアン
衣裳 : ベッティーナ・ワルター
照明 : ラインハルト・トラウプ
脚色 : レグラ・ラップ、マリオン・ティーッケ
【2003年8月15、19、24、26日フェルゼンライトシューレ(ザルツブルク)におけるライヴ収録[イタリア語上演]】

アーノンクール指揮&ウィーン・フィルによるザルツブルク音楽祭の《ティート》。挑発的なクシェイ演出に、シャーデ、カサロヴァ、レッシュマン、ガランチャ、ボニーらドリームキャストが体当たりで応えた必見映像。

≪2003年オーストリア作品 160分収録、片面1層+片面2層,チャプター有,メニュー画面 日本語・イタリア語字幕、カラー/16:9、音声 ステレオ/リニアPCM ドルビーデジタル5.0ch、DTS 5.0ch、リージョンコード:ALL ≫






DVD
B000RY43GG

指揮:フランツ・ヴェルザー=メスト
チューリヒ歌劇場管弦楽団
チューリヒ歌劇場合唱団
合唱指揮:エルンスト・ラフェルズベルガー
ティト・ヴェスパジアーノ:ヨナス・カウフマン
ヴィテッリア:エヴァ・メイ
セスト:ヴェッセリーナ・カサロヴァ
セルヴィリア:マリン・ハルテリウス
アンニオ:リリアーナ・ニキテアヌ
プブリオ:ギュンター・グロイスベック
【収録:2005年】


今、ヨーロッパのオペラ・シーンをリードすると評判の高いウェルザー=メスト率いるチューリヒ歌劇場の、モーツァルトの『皇帝ティートの慈悲』の全曲DVD。2007年の来日主要メンバーである指揮者とオケはもちろん、エヴァ・メイ(ソプラノ)とカサロヴァ(メゾ・ソプラノ)が共演。このオペラ劇場特有の斬新な演出と、質の高い気品あふれる音楽性が話題のDVDです。
《音声:PCMステレオ、ドルビーデジタル 5.1 日本語字幕》





DVD
B000GALE8G

指揮: ジェイムズ・レヴァイン
演奏: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
演出:ジャン=ピエール・ポネル
ティート……………エリック・タピー
セスト ……………タティアーナ・トロヤノス
ヴィッテリア………キャロル・ネブレット
アンニオ …………アン・ハウエルズ
セルヴィリア………キャサリン・マルフィターノ
プブリオ……………クルト・リドル
【収録:1980年 ローマ】


 モーツァルト最後のオペラ「皇帝ティートの慈悲」は、自分に企てられた陰謀を寛容さをもって赦す皇帝ティートの物語。フランスの名演出家ポネルの代表作品であり、フォロ・ロマーノをはじめとする実際のローマ時代の遺跡をその撮影舞台として選んだ野外ロケーションも含まれる演出は必見。タピー扮する皇帝ティートの苦悩の演技なども素晴らしく、非常に評価の高いプロダクションです。
【音声方式:DTSサラウンド5.1ch、リニアPCMステレオ/片面二層ディスク/日本語字幕on・off】





CD
B000EMH818

サー・チャールズ・マッケラス指揮
スコットランド室内管弦楽団
ティート・ヴェスパジアーノ………ライナー・トロースト(テノール)
セスト………マグダレナ・コジェナー(メッゾ・ソプラノ)
ヴィテッリア………ヒレヴィ・マルティンペルト(ソプラノ)
セルヴィリア………リーザ・ミルン(ソプラノ)
アンニオ………クリスティーン・ライス(メッゾ・ソプラノ)
プブリオ………ジョン・レリア(バス・バリトン)
【録音:2005年8月エディンバラ〈デジタル録音〉《4Dオーディオ・レコーディング》】


同じキャストによるエディンバラ音楽祭での大絶賛を博した上演を受けて、その後引き続き録音されたモーツァルトの歌劇《皇帝ティートの慈悲》の全曲盤です。情熱、復讐、妄想、憎悪、気品などが入り混じったこのオペラは、モーツァルトの美しい音楽によって、彼のオペラの中でも魅力あふれる作品のひとつに数えられています。「コジェナーのすばらしい歌唱は、セストという役の重要性を際立たせるのみならず、はっとするような美しさを2つのアリアで聴かせてくれた」(オペラ・ナウ誌)と大絶賛された公演そのままに、コジェナーをはじめとする歌手陣が、巨匠マッケラスの指揮の下、すばらしい歌唱を聴かせてくれます。



 

CD
B000FDF4GC

指揮:ニコラウス・アーノンクール
奏低音:トーマス・グラボウスキ(チェンバロ)、クラウディス・ヘルマン(チェロ)
チューリヒ歌劇場合唱団
(合唱指揮:カール・カムペル)
チューリヒ歌劇場管弦楽団
ティート…フィリップ・ラングリッジ(テノール)
ヴィテリア…ルチア・ポップ(ソプラノ)
セルヴィリア…ルート・ツィーザク(ソプラノ)
セスト…アン・マレイ(ソプラノ)
アンニオ…デロレス・ジーグラー(アルト)
プブリオ…ラースロ・ポルガール(バス)
【録音:1993年3月 チューリヒ】


「魔笛」「レクイエム」と平行して書かれた最晩年の作品。「モーツァルトが19世紀まで生きていたらどのような音楽劇を書いたか暗示する作品であり、けして過去に逆行した作品ではない」と考えるアーノンクールの当録音は、この作品への再評価を強く促した。94年に発表されたこの作品は、アーノンクールへのロング・インタヴューを所収している。
《日本語解説・歌詞対訳付》



 






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